非現実的な正月三が日「5つのタブー」とは?元日元旦にやってはいけないこと

お正月といえば、親に「盆と正月くらいは帰ってこい」と一度は言われた記憶が誰しもある、年中行事の日本代表ツートップといっても過言ではありません。

年神(歳神とも)という神様をゲストに迎えて、新しい年の始まりを親しい人とワイワイお祝いをする年始行事のことです。

そんなお正月にも禁忌、つまり「タブー」があるってご存知ですか?

一年の計は元旦にあり」という言葉は、何事も最初が肝心!って意味合いですが、良い一年を過ごすために元日元旦からやってはいけないことって意外とたくさんあるんです。

こちらの記事では、現実的にちょっと無理じゃね?というのも含めて、代表的な正月にやってはいけない5つのタブーをご紹介します。

よかったら参考にしていただき、みんなで素敵な新年を迎えましょう。







そもそも正月・元日・元旦の違いとは?


お正月のタブーの前に、そもそもお正月を表す「正月」「元日」「元旦」の違いって何?って思ったので調べてみました。

  • 元日は1年の初めの日(1月1日)のこと。
  • 元旦とは元日の朝のこと。年神様がいらっしゃるのは元旦です。
  • 正月とは年の最初の数日間のこと。
  • 三が日は1月1日から1月3日のこと。

意外と知らないで使っちゃってますよね。なんだったら全部「正月」で一括り的な扱い。

ちなみに新春テレビ番組の代名詞と言えば駅伝ですが、元日にやっているのが通称「ニューイヤー駅伝」の実業団駅伝で、2日と3日にやっているのが通称「箱根駅伝」の大学駅伝です。豆知識。


タブー①お金が出ていく年になるから元旦はお金を使わない!


元旦 タブー お金

お正月にやってはいけないこと1つ目は、「お金が出ていく年になるから元旦はお金を使わない!」ということ。

お年玉をもらったお子様たち涙目のタブーですが、これは正月三が日から大金を使うとその年が散財の年になるよ!だからご利用は計画的にね!という意味です。

元旦から初売りセールで長蛇の列ができることが当たり前の現代日本、タブー1つ目からちょっと現実的にハードル高め…。

大事なポイントとして、神様ルールによりお参りに行った際の「お賽銭は例外」という特殊条件が付いてます。これは斬新だ。

初詣に行ったらタブーを気にせずにガンガンお賽銭を投げ込みましょう。

ここでちょっとしたお賽銭の豆知識。

「ご縁」があるようにとお賽銭には5円玉を出す人って多いですが、10円(5円玉2枚)では「重ね重ねご縁がありますように」、20円(5円玉4枚)では「良(4)いご縁がありますように」、40円(5円玉8枚)は「末広(8)にご縁がありますように」という意味があるんです。


タブー②神様を掃き出すから掃除をやってはいけない!


お正月にやってはいけないこと2つ目は、「神様を掃き出すことになるから掃除をやってはいけない!」ということ。

これは正月でせっかく迎え入れた神様を外に追い出すことになってしまうから縁起が悪い!という意味です。

昔の掃除といえば「ホウキで掃く」でしたが、今は掃除機があるから「掃かない」のでは?という屁理屈は受け付けません。

年末に大掃除を済ませておけば正月の三が日くらいなら基本的に掃除無しでいけそうな気がしますよね。


タブー③福の神を流してしまうから洗濯や水仕事はやってはいけない!


正月 タブー 洗濯

お正月にやってはいけないこと3つ目は、「福の神を流してしまうから洗濯や水仕事はやってはいけない!」ということ。

お気づきかと思いますが「服(ふく)」と「福(ふく)」の語呂合わせです。

掃除と同じで、正月三が日に洗濯をするとせっかくの福の神が洗い流される!という意味です。

元旦はできるだけ水に触れないほうが良いとされているので、洗い物など水仕事全般がタブーと言えます。

さすがにトイレの水は流して大丈夫、だよね?


タブー④火の神様が怒るから火を使わない・灰汁(あく)を出さない!


お正月にやってはいけないこと4つ目は、「火の神様が怒るから火を使わない・灰汁(あく)を出さない!」ということ。

これも「灰汁(あく)」と「悪(あく)」の語呂合わせです。

煮物をすると必ず出る灰汁(あく)。これが「灰汁が出る」が「悪が出る」につながるから煮物はダメ!そもそも正月は火の神様もゆっくりしたいはずだから火も使わない!という意味です。

火を使う台所には「荒神」という火の神様がいらっしゃいます。正月早々に火を使うと火の神様が怒るよってこと。


タブー⑤良い縁も切るから三が日は包丁や刃物を使わない!


正月 タブー 料理

お正月にやってはいけないこと5つ目は、「良い縁も切るから三が日は包丁や刃物を使わない!」ということ。

これは「縁を切る」につながることから、元旦(できれば三が日)は包丁や刃物を使わない!元日は包丁を休ませよう!という意味です。

他にも

「元日に包丁を使わないで過ごせると一年中怪我をしない」

「お医者様も正月休みで手当てしてもらえないから刃物で怪我をしないように」

という意味があります。

正月三が日は包丁を使わなくてもいいように、おせち料理を食べましょう。おせち料理に飽きたら、ピザーラを頼もう。

地域により諸説あるようですが、体の一部である「爪を切る」ことが「家族との縁を切る」ことにつながるからヤメロ!と正月早々父親に怒鳴られた経験者がいるので、念のため爪切りも正月は控えたほうがいいかと…。(体験談)


まとめとして


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正月にやってはいけないタブーは、「料理をしてはいけない」「掃除をしてはいけない」「洗濯をしてはいけない」など家事に関するものが多いです。

年末に大掃除をするのも、おせち料理をつくるのも、そのおせち料理を食べるときに使い捨ての寿箸を使うのも、すべてはお正月に家事をしなくて済むためです。

これは毎日忙しい主婦の仕事を、元旦くらいはゆっくりと休んでもらおうという労いの気持ちなのかもしれません。

お正月は新年最初のイベントです。

家族や友人と、良いお正月をお迎えください。


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